次号の『みずしま財団たより』の「再発見!水島の魅力」のテーマは「水島の踊り」です。
今年の港まつりでも披露された水島の踊り。「水島音頭」にのせて踊る市民総踊りと「みずしま夢Koi・Koi!」。それから、以前、「水島小唄」にのせて踊る別の踊りがあったそうです。それぞれの歴史や特徴について紹介します。9月26日(水)発行予定です。ぜひ、お楽しみに。
記事を書こうと踊りの先生に聞き取り調査をさせていただいたり、資料を調べたりしました。すると、なんとそこには大きな謎が…。
■現在の『水島音頭』は二代目?
もとの水島音頭はゆっくりとした曲調で、商店街周辺の公園や空き地で盆踊りのように踊られていたようです。それが1996(平成8)年に港まつり40周年を記念して、曲調がアップテンポにアレンジされ、振り付けも新しくなりました。
■以前、歌詞も節も踊りも違う『水島音頭』があった?
ということは、今の水島音頭は二代目ということになりますが、調べていくうちに驚きの事実が判明。港まつりで踊られる以前に、全く歌詞も節も踊りも違う水島音頭があったのです。昔から水島にいらっしゃる方に聞くと、水島音頭といえばこれだそうです。この水島音頭がどういう経緯で歌詞も節も変えられたのでしょうか?謎です。
■『三代目水島音頭』の登場とともに姿を消した『水島小唄』
水島音頭と並んで、40周年まで港まつりを盛り上げてきたのが、「水島小唄」。三代目水島音頭の登場とともにその役割を終え、港まつりから姿を消しました。
■昨年50周年記念に誕生『みずしま夢Koi・Koi!』
40周年以降、水島音頭がアレンジされ、踊りも輪踊りではなくパレードに。現在の市民総踊りの形です。そこに50周年を記念し、水島おかみさん会をはじめ、地元の有志によりつくられた夢Koi・Koi!が加わりました。
■情報求ム!「水島の踊り」
水島にはまだ他にも踊りがあります。このあたりも今後調べていきたいと思います。ただ、なかなか資料等がなくて困っています。特に初代水島音頭。情報等ありましたら、些細なものでもかまいませんので、ぜひ教えてください。
なにわだ(水島ではどんどん踊りが新しくなっていきますが、古いものもきちんと残していかないといけないですね!?)