秋晴れの好天に恵まれた11月6日(火)、「エコ遠足で行こう!水江の渡し・船穂」を開催しました。
参加者は、18名(スタッフ含む)でした。

まず、集合場所の倉敷駅改札前で、あいさつと自己紹介をしました。

その後、イオン倉敷行きのバスに乗りこみ、出発です。

イオン倉敷からは、徒歩で一路水江の渡しに向かいますが、その前に、倉敷の巨樹に指定されている、クスノキがお出迎え。
4メートル近い幹の巨木に圧倒されます。

その後、高梁川の土手上の道路を横断して河原に下り、水江の渡しを目指します。

今回、この水江の渡しにぜひ乗ってみたい、ということでご参加をいただいた方が大半でしたが、念願かなって皆さんご満悦!

ただ、渡しの距離は、目と鼻の先なので、わずか数分の船旅に、もっと長く乗っていたかったという声も聞かれました。

高梁川を渡り、船穂に入ると、高瀬通しの遺構である一の口水門から二の口水門に向けて、エコらぼ倉敷にいつもご参加いただいている塩野さんに解説をしていただきながら歩きました。

高瀬通しの水門は、閘門式といわれる方式で、これはパナマ運河と同じなのですが、パナマ運河よりも二百数十年も前に実用化されていたそうで、これはわが国でも最古のものだそうです!

高瀬通しは、現在は舟運には使われていませんが、水路としてかなりの水が流れており、ニゴイなどたくさんの魚が見られました。

最後に船穂公民館で昼食をとりながらまとめをした後、皆さん船穂町のコミュニティバス(西阿知駅経由イオン倉敷行き、新倉敷駅行き)に分乗し、解散となりました。

今回、最高齢で82歳(!)の方のご参加もありましたが、みんな元気いっぱいで楽しい遠足となりました。

また、参加者の方の感想等は、後日ご報告をしたいと思います。

エコな交通手段で、地域の歴史や環境について学ぶエコ遠足、次回もお楽しみに!