少し(というか、ずい分)前の話になりますが、前日の雨の水溜りがまだ各地に残っている11日(日)、直島での「第5回 みどり創生in直島」に参加してきました。
これは、みずしま財団もおかやま環境フォーラムなどでお世話になっているUさんのお誘いで参加をしたもので、数年前にも1度参加をしており、今回で2回目の直島植樹体験となりました。

もともと三菱の銅の精錬所によって山の自然が破壊された直島ですが、それに追い討ちをかけるように今から5年前に山火事が発生し、約120haという多くの山林が焼けてしまいました。この山林を復活させようということで、香川県の「緑化再生計画」(5カ年計画)として5年前から植樹のつどいが始まり、毎回多くの市民や企業の関係者などが参加し、今年は約900人の参加がありました。この事業の第1期は、5年目となる今年で一区切りだそうですが、今後第2期として継続して山林の管理などを行っていく予定だと、町長さんが開会であいさつをしていました。

植樹は結構急な斜面に穴を掘って約5000本の各種樹木の苗を植えていくのですが、参加人数が多かったこともあり、また前日の雨のおかげで山肌の土が軟らかく掘りやすかったので、午前中には全ての作業が終ってしまいました。

植樹の様子。余裕の表情。

午後は、以前もお世話になった民宿でお昼ご飯を食べ、Uさんが直島での緑の再生のためにと準備をしている苗の見学、その苗に水遣りをするための水道管の設置作業などのお手伝いをしました(むしろこちらの方が植樹より重労働でした…)。
その後も、前回参加したときに植樹をした山の様子などを見たり、工事で山が削られた後に植樹をしている方の状況を見学して、樹木だけではなく、地域で環境再生に取り組む人々の輪も広がっていることを実感した1日でした。

しわく(投稿が遅れたのは、原因不明のトラブルで、ここしばらくファイルのアップができなかったためでした。何が原因だったのだろう?)