10月28日(金)に、高梁市立川上小学校の5,6年生(約50名)を対象に、「水島コンビナート環境体験ツアー」を開催しました。

これは、岡山県備中県民局が主催し、

企画運営をみずしま財団が担う環境学習ツアーの第2回目になります

(第1回目は、過去の記事を参照 https://mizushima-f.or.jp/news/3178/)。

今回は、まず中国電力(株)水島火力発電所の見学を行いました。

最初に電気のことや水島発電所に関するビデオを見た後、電磁誘導による電気発生や太陽光発電,風力発電の仕組みを、実験器具を使って、職員社員の方に解説していただきながら体験しました。

その後は、発電所内を見学し、発電に使用された高温の蒸気を冷却するために海水が利用され,環境に影響のない水温にして再度海に放水していることなどを学んでいました。

 お昼には、玄米食堂元気屋さんの地元の食材を活かしたお弁当を食べ、地産地消の大切さについても学びました。

その後、瀬戸内海の環境体験として、水島港から観光船に乗っての瀬戸内海クルーズを行い、六口島での海岸観察や円板による透明度調査などを行いました。

特に、六口島では、海岸の生きもの観察と同時に、漂着ごみも見学しましたが、自分たちの生活から出たと考えられるごみが海岸に漂着していることに驚いていました。

島に渡るのは初めてという児童が多く、山(自分たちの生活)と海とのつながりについても考えるきっかけとなったのではないかと思います。

今回も水島コンビナートや瀬戸内海の環境についての学びを通じて、高梁川と海との繋がり、私たちのくらしとの関わりについて学ぶきっかけとなったのなら幸いです。

しわく