少し時間がたってしまいましたが、8月21日(日)に備讃瀬戸の小与島の海岸で開催した、アマモ場観察会のご報告です。
当日は、あいにくの雨模様でしたが、事前申込をいただいていた方の多くがご参加いただき、参加者は、26名でした。

朝8時半に児島観光港に集合し、開会のあいさつの後、早速船に乗り込んで出発!

船の中では、福田富男先生にこれから行くアマモ場と、そこに棲む生き物についての講義をしていただきました。
先生のお話を聞いて、皆さんの気分もますます高揚してきたようでした。

島に上陸して、少し歩くと海岸線に到着し、早速3つのグループに分かれ、リーダーである専門家の皆さんの指導の下に、生き物観察をスタートしました。
海岸線には、コアマモの群落や、岩場もあり、皆さん雨にもかかわらず、熱心に生き物を探したり、先生に質問をしたりしていました。

途中で雨が強まったので、少し早めに観察を切り上げましたが、その分船に戻ってから、先生方に見つかった生き物について詳しく解説をしていただきました。
今回は、25種類の生き物と14種類の海藻(海草)が確認できました。

その後は、少し寄り道をして、瀬戸大橋の下をくぐるというめったにできない経験をしながら、帰りの船上でまとめを行いました。

あいにくの天気ではありましたが、その分、普段とは違った観察会になったのではないかと思います。

しわく