気が付けば、秋もずいぶん深まってきましたね。
ここのところ、少しサボってましたが、エコらぼFriday(11/13)でお話してきた内容のご紹介です。
・倉敷管弦楽団 第35回定期演奏会
秋と言えば、「芸術(文化?)の秋」ということで、11月15日(日)に開催された「倉敷管弦楽団 第35回定期演奏会」のご案内をしました。
なぜ、エコらぼFridayで、演奏会!?
実は、倉敷管弦楽団は、水島で毎年12月に開催される和解記念日コンサートでお世話になっていまして(こちらは弦楽四重奏ですが)、オススメですので、ぜひご紹介をしたいと思ってお話をさせていただきました。
・倉敷市のバス路線
この演奏会、倉敷市民会館で開催されるのですが、最近市民会館もリニューアルされたということで、皆さんはもう行かれましたか?
僕は、リニューアルされてからまだ行ったことはないのですが、皆さん普段は、どんな交通手段で行かれますでしょうか?
実は、倉敷駅からだと、児島行きのバスが市民会館前に停まるから便利なんですが、水島からだと直接市民会館前に停まるバスはないんですね。
水島からだと、芸文館前か大原美術館前の通りのバス停で降りて、そこから歩いて美観地区を横切って市民会館に行かないといけません。ちょっとマニアックな話になってしまいましたが、要は、以前もお話したかもしれませんが、倉敷市内のバス路線は、どんどん減少していて、旧市街地内でも不便なところがあるのですね。
(バス路線の減少については、大谷さんも「近い将来自分たちの問題になる!」とずいぶん危惧されていました。)
・水島コンビナートエコ通勤2
そんな倉敷市内の公共交通機関について、その利用を促進し、環境にやさしい通勤をしようということで昨年実施された「水島コンビナートエコ通勤」が今年も10月7日~11月13日にかけて実施されました。
詳しくは、こちら
このエコ通勤の取組の中心となっているのが、バスの利用促進で、昨年度の取り組みでは、コンビナートの工場に向けてのシャトルバスの運行だったのですが、今年度は、対象企業が8社から11社となり、無料シャトルバスの運行に加えて、路線バスも決まった時間帯では、エコ通勤バスの無料券を設定するなどの取り組みが行われていました。
その他には、レンタサイクル(何と申し込みをしたら、自宅か会社のどちらでも、希望の場所に届けてくれて、期間が終了すると取りに来てくれる)も今年度の新たな取り組みとしておこなわれていました。
昨年度の実績は、水島コンビナート主要企業8社のマイカー通勤者総数12100人のうち、1日当たり約220人がエコ通勤を実施し、内シャトルバス利用者は56人、自転車利用者は104人で、その結果、コンビナートへの通勤時に排出されるCO2量が約1%削減されたそうです。
今年度の実績については、まだ集計や分析がまとまっていないとのことですが、また結果がわかりましたら、エコらぼFridayや、本ブログでもご紹介をしたいと考えています。
今年度も行われましたが、昨年度も従業員に対するアンケートを行っており、やはり公共交通機関が便利であれば、利用したいという人も結構いたようです。ただ、実際にはどんどん公共交通機関が減少しているために、そういった人たちも、車に乗らざるを得ないというのが現状です。
・おわりに
エコな交通手段で移動したいと考えても、なかなか全体的にバス路線等が減少しているために、日常生活の中では、難しい面もありますが、最初にご紹介したようなイベントなどへの参加の時にでも、バスなどを使うことで、環境にも思いを馳せながら、芸術の秋+エコの秋を楽しまれてはいかがでしょうか?
しわく